その機械、買うべき?

計算方法

結論だけ出して根拠を隠すことはしません。計算式と判定ルールを公開します。

総保有コストに含めるもの

評価年数のあいだに実際に出ていく金額を、すべて合計します。

区分内容
初期費用本体・シェイカーオーブン・ヒートプレス・排気/空気清浄・設置工事
変動費ブランクウェア、インク・フィルム・パウダー(プリント面積に比例)、電気
ロスヘッド詰まり・バンディング・焼きムラによる刷り直し。生地も無駄になります
年次固定費保守契約、白インクの待機コスト(使わなくても循環が必要)、設置スペースの機会費用
スポット費プリントヘッド交換、耐用年数超過時の買い替え
人件費印刷・パウダー掛け・硬化・圧着・立ち上げ清掃の時間 × あなたの時給

消耗品費の積み上げ

基準サイズ(20cm×25cm = 500cm²)1枚あたり 約77円。実売価格から積み上げています。

項目単価使用量1枚あたり
フィルム VERIFIED550円/m²0.06m²33円
インク VERIFIED11,700円/L2.5mL29円
パウダー VERIFIED5,720円/kg2.5g14円

単価は一次情報で確認済みですが、使用量は推定です。診断結果の感度分析で「消耗品費 ×2」の行を必ず確認してください。

DTF出力代行のロール課金

出力代行は枚数ではなく幅57cmロールの長さで課金されます。そのため1枚あたり単価は、デザインを横に何枚並べられるかで変わります。

横に並ぶ数 = ⌊(57 − 余白) ÷ (デザイン幅 + 余白)⌋ / 1枚あたり必要長 = (デザイン高 + 余白) ÷ 横に並ぶ数

幅27cmなら2枚並びますが、幅29cmだと1枚しか並びません。デザインを2cm小さくするだけで単価がほぼ半分になります。この計算をしている比較サイトを他に見たことがありません。

推奨判定のルール

  1. 予算・作業時間・スペース・生産能力・印刷可能幅の制約で、実行できない選択肢を除外します(除外理由も表示します)
  2. 残った選択肢の総保有コストを計算し、安い順に並べます
  3. 内製が最安でも、現状維持との差が10%未満なら購入を推奨しません。故障・習熟期間・受注変動・価格改定といった、計算に織り込めないリスクを取る合理性がないためです
  4. 内製より安い外注の選択肢があれば、そちらを推奨します
  5. 主要な前提を動かして、結論が反転する条件を洗い出して表示します
販売店のROI計算機は、1円でも安ければ「買った方が得」と表示します。当サイトが10%の余裕を取っているのは、設備を売っていないからです。

この計算の限界

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